ミッツ・マングローブさん「うらやましい人生」に学ぶ女子力を上げる女性性スイッチ

毎週土曜日はおススメ本の紹介。
年間150冊以上読んでいるわたなべの忘備録&
読んで学びになった本をご紹介するこの企画

今日も、最近よく記事に書いている
ミッツ・マングローブさんの本

お仕事スタイル研究家のわたなべかおりです。
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目次


今日はこの本

 

ミッツ・マングローブさんの2015年に出版されたエッセイ本。

流石慶應出身だけあって、文章が知的。
難しい漢字とか横文字いっぱいとかでは全然ないんですが、
知性と繊細さがあふれ出ている感じ。

今、おかまって言ったら怒られるんじゃないかと思うけど、
私、おかまさん大好きなので、こちらでは愛をこめてそう呼ばせてもらっちゃうんですが、

ドラァグクイーンさんとかおかまさんとか女装家さんとか
とにかく大好き♡

ジェンダーレスな世の中を応援しているので、
こんな記事も書いてます

経験値をためると手に入るもの

ありのままの罠

LGBTQのかたがたが、ありのままで安心して暮らせるようになるのって
まだまだ理解が必要な世の中だし、
言わなくていい事もいわないといけなかったり、
自分の性を明かしていく事とか、
そこに素直になる事ってめちゃくちゃかっこいい事だと思うのです。

そういう世間の壁と真っ向から向き合っている方って
ホントにかっこいい!!!

という事で、おかまさん、ドラァグクイーンさんたちは総じて大好き。
中でも最近ハマっているのは、ナジャさんとミッツさん。

前回、ナジャさんの本について書きました

 

今回は、なぜ?女性は総じておかまの方達に魅せられるのか??
について書いていきます。

 

誰よりも普通に憧れた少年時代

そもそもミッツさんとは

ミッツ・マングローブ
1975年4月10日神奈川県生まれ。幼少期を横浜とロンドンで過ごす。慶應義塾大学卒。22歳のときに再びイギリスに渡り、ウエストミンスター大学へ留学。20代後半から、新宿2丁目でドラァグクイーンとして名を馳せ、2007年、東京丸の内にあるスナック「来夢来人」にママとして迎えられた。09年頃からテレビを中心に人気を博し、11年には歌手デビューも果たす。                         うらやましい人生に掲載

おかま界の重鎮 というイメージのミッツさんなのですが、

この本の帯にもあるし、
始めの100ページくらい使って語られているのは

誰よりも普通に憧れている方だという事。

私は、男のできそこない、
女のなりそこない。
おまけにゲイの落ちこぼれ

って書いてある。

前にナジャさんの記事で書いたかもですが、
おかまバーでも聞いたことあるけど、
ゲイの世界でモテるのは、マッチョだったり、
ノンケ(ゲイではない方)だったりする方だそう。

女装はあくまで女装癖?みたいな特別枠。

コスプレの延長みたいな感覚で、
女装は好きだけど、男性は好きではないとかもある事みたい。

小さいころから、なんか自分ははみ出してるって感じてて、
それを周りに悟られないように(いじわるしたりして((笑))
必死に自分の地位を築き上げてきた人なのに

自分の居場所だって思えた2丁目でも、
ゲイの中でのスタンダード、おかまの中でのスタンダートで
はみ出し者になっちゃった方なので、

誰よりも早い段階で、自分がどうありたいか どうみられたいか、を考え生きてきた人なんだと思う。

ずっと自分探しをしているような感じ。

ちょっと上から目線に聞こえるかもしれないけど
前回書いたナジャさんとはある意味真逆な感じで、
ミッツさんは全然開き直れていない感じ。

もちろん、今のミッツさんは変わったのかもしれないけど、
この本を書いた40歳の時点では自分はこんな人間です。って
認めつつある。という段階な感じ。

その危うさや、自分というものを確立することを諦めない姿勢ってのが
ミッツさんの魅力の要素の一つなのかもしれない。

「女装家」は女性性のアイコン??

おかまおかまって言うと、誤解を招くかもしれないので、
ミッツさんの言葉を借りて「女装家」って表現に変えると、

女装家の方は誰よりも、女性になる事を研究し続けている人なんだと思う。

ミッツさんの本の中に

私にとって最初の「物質的な女装スイッチ」は、
玄関にあった母親や祖母のハイヒールだった。

それをこっそり履いて自分の足元を見下ろすと、
足の甲から膝にかけてのラインがスッと伸びて見える。
その瞬間にスイッチが入るのが分かった。

って一説があるんですが、
これって、女子にも必要なスイッチなんだと思う。

女子力が高い女性ならいらないんだけど、
私は、自分の女子力が低いって認識があるので
(偏差値30くらい(笑))

私だけなのかもしれないけど、
こんな感じで、自分がどこで女性性スイッチがはいるのか、

あわせて読みたい
アラフォーライフをもっと楽しむ【自分を満たす習慣作り】7 環境最適化 編 自分で自分を幸せに出来ると 人にも優しく出来るし、 仕事ももちろん捗るよね!ってことで 今日も書いていきたいと思います。 お仕事スタイル研究家のわたなべかおりで...

 

こちらの「自分を満たす・・・」シリーズにも書いていましたが、
今までは、世間的に見て女子っぽい事の中で自分が好きなモノを
順番に取り入れていった感じだったので、

ミッツさんのような自分を女に変える
スイッチみたいなものを見つける事が出来たら、
女子力を上げる事は難しい事じゃないのかもしれない。

女性であることが当たり前な ただの女性 である私は、
男の子に憧れる事はあっても、
女性である事が当たり前で、
なんの疑問も持たずに生きてきたから、

女装家の方のように、女性になる事、女装でいる事を選んでいて
女性になっている人・女性になり続けている人から、
女の磨き方の姿勢を学んでいくのもいいのかもしれない。

IKKOさんやシルクさんみたいに美容についての発信を
そのまま実践して取り入れるのもいいけど、

女らしさの研究家である女装家の方からは
まだまだ学ぶべきことがいっぱいだなーと思う次第です。

ミッツさんの言葉を借りると、

私は、
主婦のできそこない (家事放棄(笑))で、
女の落ちこぼれ

主婦のできそこない は適正ではないから、
まぁいいやという事で、
女の落ちこぼれからは、脱出して
美容偏差値30→50くらいに持っていけたら、

人生の悩みのほとんどは、解決しちゃうんじゃないかなーと思う。

ミッツさんの本からは気付きが多かったので、
また次回も書いていきたいと思います。

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