起業直後にぶつかる壁や起業初心者さんの多くが悩むポイントについて最近起業された方にインタビューしてご紹介していきます。
お仕事スタイル研究家のわたなべかおりです。
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「自分の好きなことでお仕事できたらいいなぁ」
一度はそんな風に思ったことがある人は多いはず。
でも、周りに起業している知り合いがいないと実際どんな生活なんだろう？
ってイメージできないですよね。
そんな方のために、起業初心者のリアルな声をインタビューしてみました！
起業直後にぶつかる壁や起業初心者さんの多くが悩まれるポイントについて
これから数回に分けてご紹介していこうと思います！
インタビューに答えてくれたのは、在宅で事務代行をされている神谷紗季さんです。
この記事では、
- フリーランスになるとき家族の反応は！？
- 理解を得るためにしたこと
についてお届けしようと思います。
フリーランスになるとき家族の反応は！？
渡辺：
今回も引き続き、事務代行をされている神谷紗季さんにお話を伺います。
よろしくお願いしまーす。
神谷：
よろしくお願いします！
渡辺：
今日は家族との関係性についてお話聞いてみちゃおうと思います。
フリーランスになるにあたりご家族の反応ってどうでしたか？
神谷：
収入面はやっぱりどうしても不安定になるので、
夫に最初に起業したいと話したときは
あまりいい反応じゃなかったですね。
でも実際にフリーランスとして働きはじめて
私がイキイキと楽しそうにしていること、
心に余裕ができて家族にやさしくなったこと、
そういう姿を見て結果的に応援してくれるようになりました。
渡辺：
最初から理解があったわけではなかったんですねー。
家族の応援って起業の最初の関門ですよね。
神谷：
身内から反対されましたー！って話はよく聞きますよね。
身近な人ほど変化に巻き込まれるから不安もあるんでしょうね。
我が家の場合は、
私が病気を患って会社員生活を続けるのが難しくなり
「気持ち的には反対」だけど「状況的に認めざるを得ない」
って部分もあり反対まではされませんでしたが、
中には配偶者の説得に時間がかかったって友人も・・・
家族がいることで収入源が増えるのはありがたい分、
自分1人で身の振り方を決めるわけにもいかないので
お互いが納得できるよう話していくしかないですよね。
渡辺：
うんうん。
全面的な賛成ではない中、
家族の理解を得るためにしたことってあります？？
理解を得るためにしたこと
神谷：
とにかく不安にさせないようにこまめに状況を報告しました！
「新しい取引先が決まったよー！」とか
「今日はこんな作業をしてたんだよ」とか。
あとは相手の話もよく聞くようにしていましたね。
今日何があったっていう雑談はもちろんですが、
私の通勤がなくなったことで時間に余裕ができたので
平日の家事の配分を見直ししたほうがいいんじゃないか
みたいな実務的な部分も含めて・・・
生活が変化したことで家族の気持ちに
すれ違いが起きないようにってことを
お互いが最優先に意識してた気がします。
渡辺：
コミュニケーションは大事！
信頼・安心してもらうにはとにかく地道な努力ですよねー。
神谷：
最初のうちはなかなか収入にもつながりにくいし
実績など目に見えるものでは信頼を得づらいので、
とにかく自分がご機嫌でいること笑顔でいることは
心がけてましたね。
会社員には絶対戻りたくなかったし
フリーランスになっていい方向に変わったって
思ってもらいたかったので（笑）。
結果、以前より会話も増え家族の関係性が
すごくよくなったなって感じてます。
渡辺：
えらい！！
起業初期ってどうしても仕事に夢中になりがちというか
ある程度エネルギーを投入しないと収入につながりにくい
面もあるから身近な人とのコミュニケーションて
おろそかになりがちなんですよね。
神谷：
仕事の受け方やどのくらい働くかなど、
自分で自由に決められるからこそ意識していないと
プライベートの時間もつい仕事しちゃいがちなんですよね。
会社員時代に「無理です」って言えずに能力以上の
仕事を抱え込んで疲弊してた経験があったので、
その反省を生かし等身大の自分でお客様と関わるという
こともすごく意識していました。
小さい子がいて夜や土日は柔軟な対応がしづらいことや
自分の苦手な部分できないことなどはしっかり伝えて、
それでもOK！と言ってくれるお客様を探して
お仕事をいただくようにしています。
渡辺：
自分との相性がいい人とお仕事できるっていうのは
フリーランスのいいところですね。
神谷：
確かに、会社員時代みたいに上司や取引先との関係で
悩むということはなくなりましたね。
余談ですが、ちょっとめんどくさいポイントとして
家族内での決済承認が必要になって自由に好きなものが
買えなくなったのがちょっとした悩みです（笑）。
うちは夫婦別の財布なのでお互いいくらもらってるかとか
会社員時代はあまり知らなかったんですが、
フリーランスになってからはお金まわりのことを
しっかり共有するようになったので、
何にいくら使いたいかも事前に相談するようになりました。
いい意味で言えば、
家庭を共同経営してるんだって感覚がうまれてるのかも。
渡辺：
なるほどー！！
じゃぁ、堂々と好きなものを買えるように
稼いじゃいましょう（笑）！
神谷：
頑張りますー！！
しばらくは子ども優先で仕事おさえめにいきますが
もう何年かしてバリバリ働くモードになったとき
しっかり稼げるように基盤固めをしていきます。
渡辺：
無理せず長期計画でいきましょう！
お話聞かせてくれてありがとうございました。
今後も起業初心者のリアル事情をいろいろ聴かせてください！
神谷：
ありがとうございました！
◆出来るオトナに近づく習慣 No３５０
主婦が起業したり、フリーで働くには家族の協力は必須！
しなやかに味方につけて、家事の分担まで
ちゃっかり理想に近づけよう
