起業直後にぶつかる壁や起業初心者さんの多くが悩むポイントについて最近起業された方にインタビューしてご紹介していきます。
お仕事スタイル研究家のわたなべかおりです。
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「自分の好きなことでお仕事できたらいいなぁ」
一度はそんな風に思ったことがある人は多いはず。
でも、周りに起業している知り合いがいないと実際どんな生活なんだろう?
ってイメージできないですよね。
そんな方のために、起業初心者のリアルな声をインタビューしてみました!
起業直後にぶつかる壁や起業初心者さんの多くが悩まれるポイントについて
これから数回に分けてご紹介していこうと思います!
インタビューに答えてくれたのは、在宅で事務代行をされている神谷紗季さんです。
この記事では、
- 起業のきっかけ
- 起業に踏み切るタイミング
についてお届けしようと思います。
起業のきっかけ
渡辺:
今回お話を伺うのは、神谷紗季さんです。よろしくお願いしまーす。
神谷:
よろしくお願いします!
渡辺:
神谷さんは、現在どのような活動をされているのですか?
神谷:
オンラインで事務代行をしています。日々の業務の進捗管理からSNS運用やオンライン化の仕組み作りなどやることはさまざま。ざっくり言うと企業やフリーランスの方の後方支援ですね。
渡辺:
幅広い!いろんなスキルをお持ちなんですね。
神谷:
いえいえ!起業したては何のスキルもありませんでした。もともと集団生活が苦手で、それでもどうにかこうにか会社員をやっていたのですが。3年前に子どもが生まれてからは1人で気が抜ける瞬間がなくなり心身ともにギリギリの日々でした。そこにコロナでリモートワークへの追い風が吹いたので、「やるなら今しかない!」と見切り発車気味の起業でしたね(笑)。
渡辺:
思い切りましたね(笑)。会社員を辞めるにあたり迷いはなかったですか?
神谷:
ハゲるかもってくらい悩みました!(笑)。ただ、いつ誰と会えなくなるか分からないご時世になったこともあり、改めて自分が一番やり残して後悔することって何だろうって考えたんです。そしたら、親として、未来には希望が溢れているってことを子どもに伝えたい!って想いに気づいて。このままの生活を続けていっても、それは絶対できないって思ったんです。
渡辺:
カッコイイ!お子さんの存在が新たなスタートへの後押しになったんですね。
神谷:
そうですね。まぁ、それにしてももっと計画的にいけよって話なんですが(苦笑)。幸い夫は安定して働いてくれているし、多少なり、大学の先輩などからお仕事のお手伝いを頼まれた経験もあったので、なんとなく起業後の働き方のイメージができていたっていうのもあったかも知れません。
起業に踏み切るタイミング
渡辺:
なるほど。ちょっとでも経験してみるって大事ですよね。ちなみに、起業に踏み切るタイミングってもしベストが選べるならいつだと思います?
神谷:
できることなら会社員として働きながら、時短勤務や夜の寝かしつけ後の時間などを使って、コンスタントに稼げる経験を積んで自信をつけてからがよかったですね。フリーランス同士やいろんな企業さんとつながって人脈を広げておくのも大切!とはいえ、私は心身ともに限界だったので・・・自分にはこれがベストタイミングだったのかも(笑)。会社を辞めて余力ができたことでつながった人間関係もたくさんあるので、思い切ってスペースを空けたからお仕事が舞い込んできたのかもしれないなって今では思います。
渡辺:
確かに!余裕ができたからこそ見えてくるものもありますよねー。
神谷:
そうですね。会社員を続けながらなんとなく起業準備ができちゃってたら、いつまでも腹が決まらずずっと死んだ魚の目をして働いていたかも・・・そう考えると、起業に踏み切るベストタイミングは『自分が今だって思ったとき』ですね!やるって決めたら案外道は開けるし、もしうまくいかなかったとしても、日本は社会福祉が整ってるので死ぬことはない。あえて言うなら、自分が路頭に迷ったときに「助けて!」って言えるくらいの関係の人が数人思い浮かぶようにしておくのって結構大事かも。
渡辺:
いざってときに頼れる人がいるって思えるだけでも結構頑張れそう!人間関係って一番の財産ですよね。
神谷:
本当に!!そういう関係性を築くためにも、自分が目の前の相手のために何ができるかって考える癖をつけるのも大事かも知れませんね。そうやって今の自分にできることをしていくうちに、誰かに感謝してもらえて自信になって、人とのつながりもできて、お仕事につながっていくのかも。自分の得意不得意も分かってきますしね。自分ができるお仕事を見極めるためにも、自分は何がどこまでできるのかある程度分かっておいたほうがいいなと思います。
渡辺:
分かる!「何がどのくらいできる人なのか?」が分からないと仕事を頼みようがないので・・・
神谷:
そうですよね。起業初期って気持ちが先走って「何ができるか分からないけど何でもやります!」とか言いがちだし、実際言ってました私(笑)。話があっちこっちしちゃいましたが、まとめると、起業のベストタイミングは、思い立ったとき!できることなら、「助けて!」って言える人が数人居て、自分がどう人の役にたてるのか(自分の得意不得意)がある程度把握できていると尚ヨシ!ですね。めちゃくちゃ持論ですけど(笑)。
渡辺:
「何でもやります!」は起業初心者あるあるかもですねー。想いは伝わってくるけど(笑)。いろいろお話聞かせてくれてありがとうございました。今後も起業初心者のリアル事情をいろいろ聴かせてください!
神谷:
ありがとうございました!