映画「ラストマイル」を観て働き方(2024年問題)について考えてみた

今日は最近見た映画のお話

 

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話題の映画 ラストマイル 観てきました。

オープニング3日間で動員66万2000人

興収9億7800万円をあげて初登場1位

そして、体感4分
という事でめちゃくちゃ期待して観に行ってきました。

目次

映画館 昼から夜までずっと満席


私が観に行ったのは、夏休み最終日。

観たい時間はなんと満席で、
次の講演を3時間前に予約するも、もう残席5席くらい。

めちゃくちゃ人おる

こんなに映画館がいっぱいで入れなかったのって、

タイタニックの時と、
君の名は の時以来な気がする。

毎月1・2回は映画館に行くのですが、
全米1位とかの話題作の初日、2日目とかでも
ここ数年は満席なんてお目にかかった事がない。

入る前から期待が高まります。

体感30分

体感4分と言われていましたが、ホントそれくらい。

7分に1回は予想が全て外れて

5分に1回は驚きの連続で

ずっとドキドキしっぱなし。

 

展開が早いし、

伏線の回収もすぐ行われたりするので
何一つ見逃せない。

 

そして、伏線がわかりやすく回収されるし、

その伏線が別の伏線にもなっていたりして、全く無駄がない。

 

そして、

『アンナチュラル』『MIU404』の俳優さん達もその世界の役割のまま出ているそう。

 

私は全くドラマ見ないので

そのあたりわかるかしら??というのが観る前の懸念だったのですが、
警察だったり、医者だったり、死亡解剖の方だったりの役割を

キャラ強めにこなしているだけで

そんなに物語に大きく関わるわけではなかったので一安心。

多分ドラマ観ている人ならもっと楽しめるだろうと思いますが、

観てなくても全然問題なし。

 

俳優さん達が豪華すぎてびっくりしただけでした。

 

2024年問題と爆弾

映画の舞台は まるでA〇azonを思わせる巨大ショッピングサイト。

ブラックフライデーの前日に爆弾が仕掛けられた荷物が届き、

日本全体が震撼する話。

 

映画の中でもは、

荷物をひとつ配送するごとに僅か150円しか支払わないという

恐ろしい契約で配送業者に業務委託をしている。

 

2024年問題 と名前は聞いた事があるし、
なんとなく物流の人手不足や低賃金の問題で

そこまで自分とは別の世界の話だと
ニュースの中の政治家の話と同じくらいの認識で捉えていたけど

 

私たちが、1円でも安く・1日も早くを求めるからこそ
起こりえた問題で、

大手ショッピングサイトが どれだけ低価格の物を頼んでも
送料無料になる と分かった時点から

この問題は起こるべくして起こったのだと思う。

映画の中では、契約条件を一旦リセットすることになったけど、
多分、それだけでは根本的な解決には全くならない。

今回犯人が無差別に仕掛けた11個の爆弾は回収されたけど
(全体では12個)

主人公の大手ショッピングサイトのセンター長であるエレナ(満島ひかり)は
本社に最後に
「爆弾はまだある」と話した。

今現時点での爆弾はなくなったのかもしれないけど、
物流の課題も、ブラック企業の解決策も何も見通しは立っていない。

 

効率と最安を求めすぎると起きる事

今回大きな問題になっていたのはもう一つ。

効率化を求めるあまり、ブラック企業になってしまう事である。

 

今回舞台になったショッピングサイトDAILY FASTの物流センターには
常時3万種類の商品があるのに

正社員は9人しかいない。

その他は派遣スタッフは、月に2000人以上。

配送の稼働率が10%下がるとその損失は1億円にも上ると言っていた。

 

カスタマーセントリック(顧客中心主義)という言葉がDAILY FAST社では重要視されていて、

お客様至上主義とも捉えられるけど

顧客が望むように 送料無料で配達をして
顧客が望むように1円でも安くしながら利益を上げていこうとすると

いかに少ない人件費で効率を最大限上げていくしか方法がない。

 

売上を上げるためには、

業務委託先の利益を最小に抑えるか、

大きな仕掛けをして(今回の場合はブラックフライデー)

薄利多売で販売個数を上げていくしか方法はない。

もちろん薄利多売で販売個数を上げるとなると、
その分今まで以上に忙しくなる事はイコールで、
抜本的な仕組みを見直さない限りは 売り上げ=働く時間になってしまう。

ブラックフライデーに責任を感じ過ぎた事と過労により自殺を図ってしまった
社員の山崎(中村倫也)が物語の大きな流れを作っている。

2023年でも仕事を理由に自殺を図った人が2000人いて、
過労死でなくなっている人は4500人以上にも上ると出ている。

正確な関連性が出ていない為、データとしては明らかになっていないけど
過労による鬱や自律神経の疾患を抱える方はその10倍はいると思われる。

電⚪︎の過労による鬱から自殺してしまった事件の時でも
「なぜ、自死を選ぶ以外の選択をしなかったのか??」
そんな意見が多かったように思う。

自分の責任だけではなく、会社のシステムの責任だと割り切って考えられる人であれば
世の中の過労死・働きすぎによる鬱や自律神経疾患は
防げるのではないか???

会社員経験の少ない私はお気楽だからそう思うのかもしれないけど
自律神経が乱れてしまうと、
症状や薬によっても思考がうまく働かなかったりする為
正常な判断ができなくなって、
自分を追い詰めてしまうんだと思う。

 

過労から自分を守る為にできること

今回の映画を見ても思ったけど、
自分の人生は会社は守ってくれない。

自分の人生を守れるのは自分だけ。


だからこそ
自律神経が乱れまくる前に(病院に行く前に)
ストレスの要因を気合いで乗り切るのではなく、

自分を守る為に講義をする。
自分を守る為に休む。
自分を守る為に会社以外の人や相談機関に相談する
自分を守る為にカウンセリングを受ける

などなど

自分を守る為の手段を先に考えておく必要があると思う。

 

仕事は人生そのものではなく
人生を豊かにしてくれるものでなくてはならない。

そして、弱小法人の甘ちゃんな私だから
そんな甘っちょろいことを言っていられるかもしれませんが、

会社組織は顧客を豊かにするために
社員を豊かにしていかないといけない。

人がモチベーション高く働く為に必要名のは
給料をあげまくるよりも、
いい環境を提供することだと思うし、

その方が圧倒的にコスパがいいと思う。

 

 

まとめ

2024年問題の本当の敵 働き方 生き方 企業のあり方 などなど

様々な社会問題について考えさせられる素晴らしい映画でした。

そして、2024年問題大変だよなーと思いつつ
帰ってからもAmazonで4つも注文してしまって
結局、解決策が見つかっていない私ですが、
配達員さんへの感謝は今までよりも伝えていこうと誓ったのでした。

前の家では、配達員さんと仲良しになっていたのだけど
今の家ではなかなか会えないので機会は少ないけど、
今度会えたら何かおやつでも渡したいと思う。


まだ観ていない方、絶対おすすめ!!!!


https://kirakiramamanokai.com/13568.html





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