最近、訪れたのは
名古屋駅のJR髙島屋が出来た当初から20年以上前からある
マーノマッジョさん
名古屋を離れてから早20年。
それまでに名古屋は何回も帰ってきていますが、
名古屋駅は通り過ぎることが多く、
なんと20年ぶりに来店しました。
昔と同じ味だーーーーっとおもったのですが、
ふと、味の記憶って本当に合っているのか??という疑問が湧いて、
いろいろ調べたので、今日は昔の記憶についてのお話。
あの頃は良かった現象
過ぎ去った過去のものが輝いて見えたり、
昔はよかったなーと思う事って年を重ねてくるとだんだん多くなってくるのではないでしょうか?
一説によると、
私たちの記憶の容量にはげんかいがあるので
失敗したことや、思い出したくない記憶をできるだけ取り除きたいという心理が働き、
成功したことの記憶や、良いことがあった記憶だけを残そうとします。
また、新しく記憶すべきことを入力するときや、思い出した記憶を再び記憶として入力するときに、私たちは記憶として残しておきたい記憶を美化し、記憶として保持しようと再編集します。
そのため想い出の記憶は大抵美しくなります。
専門用語では『回顧バイアス』というのですが
それは記憶だけではなく、記憶の中にある味とかも同じ
私も昔食べたあの味が忘れられない!!!ってお店や商品はた――くさんあります。
今回のリゾット、わたしは昔と変わらぬ味で感動しました。
(リゾットなんてそんなに味変わらんと思うって一緒に行った親は行っていたけどwww)
昔の物がそのまま 記憶通り残っている事ってそれだけで
満足度が爆上がり、さらに濃いファンになっていくと思います。
店主が変わり、味が全く変わってしまうことももちろんありますが、
その場合は、親父の味に固執せずに新しいメニューで勝負するのもありだなーと思います。
変わり続けること
進化することも大事だけど、
私たちは思い出のものを 新しいものよりも価値が高いと感じる生き物なので
(思い出によりますが)
変わらないもの
変わりゆくもの のバランスって何十年もお店を経営していこうと思うと、
本当に大事だなーっと思うのでした。