ラ コリーナから見える近江商人の哲学


近江商人すげーーーーってなったので今日はクラブハリエの戦略について迫ります

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先日、満を持していってきました。
バウムクーヘンでおなじみのクラブハリエの
食と自然の総合施設

ラコリーナ

 

 

HPより写真頂きました。

滋賀県のなーーーんにもないところに
突如として現れた複合施設

3時くらいについたんですが、
お目当ての焼き立てバウムクーヘンは売り切れ

カフェも2時間待ち
そとのカフェもほとんど売り切れ。

和菓子のたねやのカフェは30分くらい待ち

え?ここディズニーランドでしたっけ??ってくらい
激込み。

人の多いところを避けて自然豊かなところを
堪能しに来たつもりが、激込み。

 

けっこう広い敷地内に
4か所くらいカフェやお買い物ショップ、などが立ち並ぶ。

けど、どこもいっぱい。

 

 

 

 

 

 

 

激込みの中、なんとしても
爪痕を残さないと!とおもって
(使い方あってる??(笑))

なんとか
ホットドックと
30分くらい並んでアイスクリームを食べられた。

お土産も並ばないといけないから
アイスクリームを買うついでに
一緒に売っていたバターサンドだけ購入。

2時間半かけて行って
滞在時間2時間くらい

食べたものはホットドックとアイスクリーム

使用した金額は 家族3人で5000円以内

 

 

中学生の子供はあんまりおもしろくなかったらしいですが
わたしは、すぐにでも行きたくなった。

カフェや売店以外は
緑いっぱいの自然。

今の時期は稲穂を垂れていて
何があるとかではないけど

なんかゆとりがある。

そして、
その余白の部分には
次は何が出来るんだろう??と、

なにも聞かされていないし、
何か予定があるのか調べた事もないけど

何かまた新しいものが生まれそうな予感がすごく心地いい。

 

えらくファンになってしまったんですが、
実は私はバウムクーヘンそんなに好きじゃない人。

実はクラブハリエで買い物したことない。

結婚式の引き出物でもらっても
食べきれなくて賞味期限が切れてしまったくらい。

そんな私でもファンになってしまうラコリーナの魅力

本社の「たねや」がこんな本を出しています。

 

 

 

 

 

中身はまだ読めていませんが、
表紙だけでも戦略が伝わってくる。

ラコリーナについて調べてみたら
その敷地面積は甲子園3つ分
元々、国の施設だったところを23億で購入し、

構想7年かけて出来た施設なんだそう。

今ある施設は敷地の中でもほんの少しで
あとは自然を守るために木を植えたり
畑として使ったりしているとのこと。

近江商人のビジネスの基本的な考えである
三方よし「売り手よし、買い手よし、世間よし」
の考えをまさに体現している。

本のサブタイトルにもなっている

数字はあとからついてくる。
に関しては、
たねやさんのHPにも書いてありました。

経営で一番考えてないことが数字です(笑)。
「ひとつひとつを全力で取り組んだら結果どうなるか」の繰り返しなので博打に近い。
でも、すべてに全力を注いでいれば、その何もかもダメということはありません。

スポーツに感動するのは、みんな全力だから。
仕事も同じだと思うんですよ。
サッカーで「1回シュート入れたらいくらになります」という会話はしないですよね。
全力でやっていることに対してファンがついて、
同じユニホーム着て応援しようとか、グッズを買おう、となる。
経済がついてくるのは後からです。
サッカーをするなら、まずは素晴らしいサッカーの試合をすること。
お菓子の商売をするなら、美味しいお菓子をつくること。
それで、気持ちが動いたらお金を使ってくれたらいいわけです。
そうならないのであれば、それは僕たちの負けなんです。
すべてに全力を注ぐ。それが積み重なった姿が今のクラブハリエだと思っています。
http://taneya.jp/la_collina/message_gc.htmlより

なるほどーーーー

当たり前っちゃ当たり前だけど
大きな企業になってくるとそうもいかなかったりするんじゃないだろうか、
それをトップの社長が言える事が
信頼感というか、それぞれがそれぞれの役割を
全力で取り組んでいる証拠なのかもしれない。

もう一人の社長の山本昌仁さん(兄弟??)
の言葉も夢がいっぱいだった。

お菓子には夢があります。
ただ食べて美味しいということだけでなく、そこに物語ができあがっていく。
ひとつのケーキがあって、そこにろうそくを立てたらシーンが生まれてきます。
会話が出てきて、感動があったり、涙があったり、喜怒哀楽が出てくる。
そして暮らしができあがっていく。だから、夢があるお菓子をつくろうと言っています。
http://taneya.jp/la_collina/message_ceo.htmlより

自分がいつか死んだときに、残された子どもたちが、
この近江八幡に生まれて良かったと思えることを、今やりたいのです。
そう考えたら、やりたいことがどんどん出てくるようになりました。
ラ コリーナでは、どんぐりプロジェクトや竹プロジェクト、川プロジェクトなど、
新しいプロジェクトが次々に生まれてきています。

じーーん

こうゆう理念に人って集まるよね。

よくある企業だったら
23億あったら新店舗をたくさん作ったり
海外に進出したり
事業を拡大することに
お金も時間も使うけど

今回のラコリーナの計画は
事業拡大というよりは

原点回帰とか

理念の象徴

みたいな言葉の方がしっくりくる。

 

これって経営塾とか、起業塾とか
そうゆうところでは絶対に学べない
経営の哲学なんだと思う。

その哲学をエンターティメントと通して
発信していく たねやさんの器の大きさが
勉強になりました。

そんな考えに触れるために

また行こうっと

◆出来るオトナに近づく習慣 No279

数字はあとからついてくる
目の前の人に全力を尽くして
改善改良をしていくだけ。

自分がどんな理念で仕事をしていきたいか?
自分がどんな世界を残していきたいか?
それがミッションなんだと思う。

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