新刊発売!手帳が続かないのは意志が弱いから?忙しくても戻れる仕組み

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新しい手帳を買った日は、ちょっとだけ人生が変わった気がします。

今年こそ、目標を叶える。

毎朝、予定を確認する。

夜には、きちんと振り返る。

最初の数ページは、とってもきれいです。

ところが、仕事が忙しくなり、1日開かなかった。

次の日も開けなかった。

白いページが増えるほど、手帳と目が合わなくなっていく(笑)

「やっぱり私は続かない」

「せっかく買ったのに、また使えなかった」

そんなふうに、自分を責めてしまう方もいるのではないでしょうか。

でも、手帳を作り、使い方まで教えてきた私が今思うのは、意志の強さだけで続けるのは難しいということです。

目次

手帳が続かないのは、予定が変わるから

手帳を使い始めた日の予定が、そのままずっと続くことはありません。

急な仕事が入ります。

家族の予定も変わります。

思ったより時間がかかる仕事もあります。

よく眠れず、予定どおり動けない日もあります。

計画を立てたときの自分は、未来の自分が使える時間や気力を、少し多めに見積もりがちです。

そして予定が崩れると、

「計画どおりできなかった」

と考えます。

でも、本当は計画が失敗したのではありません。

現実の情報が増えただけです。

予定より時間がかかった。

今週は仕事以外の役割も大切だった。

このタスクは、まだ大きすぎた。

その情報を使って、計画を直せばよいのです。

ところが、手帳は書いた内容を見て、

「今週は予定を入れすぎていますよ」

「このタスクは、もう少し小さくしましょうか」

とは話しかけてくれません。

予定が崩れるたびに、何を残し、何を減らし、どこから戻るかを、また一人で考える必要があります。

続かないのは、あなたが弱いからではありません。

立て直す仕事まで、一人で抱えていたからです。

手帳を使いこなす人が、頭の中でしていること

私は、手帳だけでも目標と仕事、プライベートをバランスよく管理できていました。

でも、手帳を購入してくださった方が、同じように使えるとは限りませんでした。

最初は、どうしてだろうと思ったんです。

使い方も説明した。

目標を書く欄もある。

毎週見直せる形にもしている。

あれ?

 

でも、よく考えると、私は手帳へ書く前に、頭の中でたくさん判断していました。

この目標は今の自分が進めたいものか。

仕事、家族、自分自身の役割が、どれか一つに偏っていないか。

今週使える時間で、どこまでならできるか。

終わらなかった仕事を、そのまま来週へ移してよいのか。

私は20年以上、目標設定や時間管理、仕事の仕組み化を試してきました。

その判断を、手帳の枠だけですべて伝えるのは難しかったのです。

手帳があれば、自動的に目標を達成できるわけではありません。

手帳は、考えたことを残し、全体を見渡すための道具です。

その前後にある「考える作業」は、本人が行います。

続けるとは、毎日欠かさずできることではない

習慣化というと、毎日同じことを欠かさず続ける姿を想像します。

1日でも空いたら、連続記録が切れる。

三日坊主になった。

また最初からやり直し。

でも、仕事も生活も毎日同じではありません。

予定どおりできない日は必ずあります。

だから私は、続けることを「止まらないこと」だとは考えていません。

止まったあと、戻れること。

忙しくなって手帳を開けなかったとしても、次に開いた日に現在地を確認できればよい。

予定が崩れたら、全部を取り戻そうとせず、今の一番から再開する。

空白のページは、失敗の証拠ではありません。

その期間、別のことへ力を使っていた記録かもしれません。

紙の手帳とAI秘書をどう使い分けるか

私は今も、紙の手帳を使っています。

AIを使い始めたからといって、手帳を捨てたわけではありません。

紙の手帳には、少し先の目標、確定した約束、締切、仕事以外も含めた役割ごとのゴールを書きます。

ページを開いて、全体を見渡すためです。

AI秘書とは、変化する今日を扱います。

昨日の仕事が残った。

急な予定が入った。

使える時間が減った。

今日は気力が少ない。

そうした現在地を自分から伝え、今の目標と照らして優先順位の候補を整理します。

AIが勝手に予定や状態を把握するわけではありません。

話しかければ、伝えた情報を一緒に整理してくれる相手です。

そして週に一度、手帳とAIの記録を照らし合わせます。

手帳からAI秘書へ。

AI秘書から、また手帳へ。

同じことを二重入力するのではなく、それぞれの得意な仕事を分けるのです。

振り返りは、できなかった自分を責める時間ではない

手帳が続かなくなる理由の一つに、振り返りが反省会になっていることがあります。

なぜできなかったのか。

どうして頑張れなかったのか。

明日はもっとしっかりしよう。

こんな振り返りなら、手帳を開きたくなくなるのも当然です。

私が見たいのは、自分の欠点ではありません。

次に使える情報です。

タスクが大きすぎたのか。

予定を詰め込みすぎたのか。

使える時間を多く見積もっていたのか。

そもそも、今の自分が進めたい目標ではなかったのか。

AI秘書との振り返りでは、できた・できなかったを記録するだけでなく、次は何を変えるかを一緒に考えます。

だから、止まっても戻りやすくなります。

手帳が続かない自分を、もう責めなくていい

必要だったのは、もっと強い意志ではありませんでした。

目標を思い出す仕組み。

今日できる大きさへ小さくする仕組み。

予定が変わったら、組み直す仕組み。

できなかった日から、次に使える情報を取り出す仕組み。

私は、その一部をAI秘書との会話で補うようになりました。

新刊『仕事も人生も回り出す AI秘書の育て方』では、手帳とAIを使って、理想を今日へつなぐ1か月の流れを書いています。

 

 

空白のページがあっても、大丈夫。

今日から、また戻ればいいのです。

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