集中力が高まると起こる弊害

集中力を高める方法について書かれた本はよくありますが、
そのデメリットについて語られていないので今日は語ります。

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集中力の高め方の本など、何十年も前からビジネス書でもあるし、
動画でもよく上がっています。

「集中力 高め方」で

今検索してみたら 40ページ以上は検索に上がってきました。

 

それくらい集中力を高める事について関心がある方が多いのですが、
大体どこのサイトや本を見ても、デメリットについて表記がありません。

そこで、今回私はちょっと視点を変えて集中力が高まると起こる弊害について
書いていきたいと思います。

私は何でもコツコツよりも
一気に取り掛かって一気に完了させちゃいたいタイプの人間なので
集中力は必要不可欠。
元々集中力が高い状態に自分を持っていきやすいタイプの人間だと思います。

そんな私が感じている集中力が高いと起こる弊害について語ります。

 

 

目次

今日の記事が役に立つ人

誰得やねん!て思った方も多いと思いますが、
集中力が高すぎる事のデメリットとして「過集中」という言葉があります。

これは日本国内で300万人以上いると言われている
ADHDや自閉症の方にも多い特徴と言われているので、

そんな方のお役にも立てたらいいなーと思って書きます。

 

 

集中力が高いと起こる弊害と対応策(過集中)

過集中の弊害 その1 寝食を忘れる

仕事の時は集中して作業をこなせることで
プラスに働く場合も多いのですが、同じくらい困るのは

寝食を忘れる事…

例えば、私はもともと服を作る事、何かを製作する事が大好きなので
高校生の時の夏休みなんて、
バイトに行くか、服作るか、材料買いにいきつつ友達と遊ぶか、しかしていませんでした。

なので、毎日深夜まで作業して、明け方に寝て
起きたらまた作業して・・・みたいな生活で

どんな売れっ子芸術家やねん

という生活スタイルで、いつご飯食べたのか、
いつ寝たのか、いつ着替えたか、いつお風呂に入ったのか

よくわからない状態の時も良くありました…

トイレとかも我慢しがちで、めちゃくちゃ身体に悪かった・・・

しかも、それは高校時代だけで終わるわけもなく、
大学に入ってからもそうだし、
就職してからも、何か作り出すと他の何もできなくなる状態は変わりませんでした。

 

対策

流石に子供が生まれてからはこれではダメだと思い、
制作活動自体をお休みする事で、均衡を保てるようになりました。

これって対策と呼べるのか分かりませんが、
私の場合は制作活動を少しづつするというのが
どうしても難しかったので一旦お休みする事にしました。

息子が手を離れだした高学年くらいからは
小さく始められるアクセサリーつくりなどを解禁したので
実質8年位お休みした感覚です。

過集中の弊害 その2 切り替えが難しい

先ほど挙げた寝食を忘れるのと同じ意味かもしれませんが、
何かに没頭しだしてしまうと、
他の人に話しかけられたら、イラっとするし、
トイレに行きたいと思っても我慢してしまうレベル…

対策

対策としては、次にやりたい事を紙に書き出しておいたり

今、〇〇をしようとして〇〇をしているところ というのを書いておいたり、
私の場合は、頭の中を書き出すことで
間に違う作業が出来るようにようになりました。

話しかけられるとイラっとする。に関しては、

ちょっと待って と言って
頭の中を書き出してから話を聞くようにして
何とか対応していますが、

その瞬間イラっとする事はまだ避けられずにいます。

過集中の弊害 その3 趣味にのめり込む

集中力が高いと聞くと、

仕事が早そう!とかポジティブな感想が多いと思います。
もちろん仕事面にだけ活かされていたらいいのですが、

それって仕事だけではなく趣味の事でももれなく適用されています。

 

漫画とかドラマとか毎日1話とか毎週1話ずつ読むとかはできなくて

大好きなジャンプの漫画とかでも毎週1話ずつ進むのが
やきもきしちゃうから

数か月我慢して単行本でまとめて読んだり
既に完結している漫画とかをツタヤとかで一気に借りてきて読んだり、

漫画に限らず、

YouTubeとかも面白そうなチャンネル見つけたら、
全部の回を観たいし、

ピッコマとかLINE漫画とかで毎日1話無料の漫画とかでも
毎日1話なんて待てないから一気買いしたり、

原作の小説を探して一気読みしたり、

というか、ハマり症なので
一度その世界に触れてしまうと、
日常に戻ってこれないというか、

気になりだしたら止まらないから、
次の日仕事が盛りだくさんでも徹夜して漫画読んじゃったり

本当は今寝ないと明日大変になるのに・・・と頭では分かっているけど
止められない・・・みたいな感じ。

そんな夜更かしを覚えた中学生みたいな状況を
40歳超えても未だに続けてしまっているのは流石にヤバいと感じてます

対策

予め沼る期間を定めておく

漫画や映画や本など没入して寝食を忘れても構わないように

週末とか、お盆休みとかお正月休みとかGWとか3連休とか
ちょっとした休みを利用してガガ――っとその世界に入るこむ時間を確保しています。

また、制作に関しては少し前までは曜日を決めて取り組んでいましたが、
其れよりも月に1回でも土日にがっつり実家の作業スペースにこもって
仕上げる方が私には合っている気がしています。

今ビジネスで取り組んでいるわけではなく、趣味の小物を作ったり、
たまに頼まれて作るレベルなのに、
寝食を忘れる覚悟をして臨むって何者やねん て感じですが、
今のところはいい感じです。

 

 

まとめ

集中力を高めたい欲が多いこの現代で、
集中力が高すぎると起こる弊害について熱く語っている人も珍しいと思いますが、
過集中しやすい人にとってはきっと役に立つはず・・・と思って

私の過集中エピソードと集中力をコントロールするためのプチ対策を語りました。

参考になれば幸いです。

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