フリーランスに贈るお金の話~iDeCo編~【起業初心者向けコラム記事】

本日は、
フリーランスや起業をし始めた方のお悩みを解消していくために
・お金や会計のこと、
・仕事効率を上げるための裏技
・知っていると便利なこと

などなど紹介していく企画!

聞きたい事やリクエストもお待ちしてます💛

お仕事スタイル研究家のわたなべかおりです。
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自分で働く時間や場所を決めやすいフリーランス。

子育てとバランスを取りながら働けるということで
小さい子を育てながら起業するママも増えてきました。

でも起業のハードルが下がったとはいえ、
しっかり安定した利益をあげていくのは難しいもの。

かかる税金はなるべくおさえて賢く節税しながら
できればちゃっかり運用にもまわして・・・
事業の安定性をはかっていきたいですね。

では、効果的な節税・資金の運用方法とは
どんなものがあるのでしょうか?

今日は、
フリーランスがおさえておきたい節税・運用方法の中から
『iDeCo』について取り上げ

・iDeCoの概要
・iDeCoがオススメな人

についてお伝えしていきますね♪

<iDeCoの概要>

「iDeCo」とは、
確定拠出年金法に基づいて実施されている
私的年金の制度です。

フリーランスに限らず、
会社員や公務員の方も加入することはできますが、
拠出できる掛金の上限は国民年金第1号被保険者が
月額68,000円と最も大きく設定されています。

もし、扶養に入っているフリーランスの方の場合は
月額上限が23,000円となります。

大きな特徴としては小規模企業共済と同じく
掛金が全額所得控除になるという利点がありますが
ほかにはどんな特徴があるのでしょうか。

まずは大きな利点を4つご紹介しますね♪

目次

利点①掛金が全額所得控除になる


先に説明したように掛金が全額控除になるのが
iDeCoの最大のメリットです。

掛金を支払った分だけ所得から差し引くことが
できるのでその分所得税が安くなります。

例えば、
所得が300万円で毎月1万円の掛金を支払った場合は、
12万円が控除された288万円で所得税が計算されます。

利点②少額からはじめることができる

株式や不動産、仮想通貨などの一般的な投資の場合、
始めるにあたりまとまった資産が必要になるケースも多いもの。

しかしiDeCoなら月額5,000円から積立てが可能で
1,000円単位で自由に金額を設定できます。

積み立て期間中に自由に掛金を変えることもできるので、
そのときの収支状況によって変更することも可能です。

利点③運用益が非課税


拠出した掛金は投資信託などで運用できます。

運用して利益が出たら、
通常なら20.315%の税金がかかるのですが、
iDeCoの場合は運用益は非課税!

利益がそのまま受け取れることになります。

利点④受け取り時の税金優遇


iDeCoで運用した資金を60歳以降に受取る場合、
年金として受け取る場合は公的年金等控除、
一時金の場合は退職所得控除の対象になります。

このように、

iDeCoはフリーランスにとって
メリットがとても大きい制度です♪

ただ使い勝手が悪いポイントもいくつかあるため
欠点もしっかり理解しておきましょう。

欠点となりうる主なポイントを3つご紹介しますね。

欠点①途中引き出しが出来ない!

iDeCoの正式名称は、個人型確定拠出年金。
貯金ではなく、あくまでも年金です。

基本的に60歳まで引き出せないことは
加入前にしっかり理解しておきたいところです。

途中で掛金の拠出をストップすることはできますが、
掛金の拠出を止めても手数料はかかります

大きな金額ではありませんが、
毎月安定して拠出し続けられる基盤が整った
段階で運用スタートしましょう!

欠点②所得ゼロの場合は節税効果が得られない

利点①であげた「掛金が全額所得控除になる」という点は
逆に言うと所得がゼロのフリーランスの場合は
節税効果が得られないということです。

夫の扶養の範囲内で働きたい場合や
起業初期で利益がほとんどでていない場合は
支払う所得税がないので節税効果はありません。

この場合でも資産運用として意味はあるのですが、
節税効果はないためほかの運用方法を検討したり、
現金として手元に持っておくことも検討しましょう。

欠点③元本割れリスクがある

iDeCoを元本変動型の投資信託などで運用した場合、
当初の購入代金を下回ってしまう「元本割れ」を
起こすリスクもあります。

長期投資の場合は収益率が安定しやすいため
リスクは下がる傾向にありますが、

「元本割れは絶対に避けたい」と思うならば、
定期預金や保険を利用した元本確保型がオススメです。

iDeCoは長期でうまくつきあえば
利点のとても多い仕組みですが、
デメリットがあることも覚えておきましょう。

<iDeCoがオススメな人>

ここまでご説明してきた利点・欠点で
iDeCoの概要はおおよそ
分かっていただけたかと思いますが、

iDeCoをオススメしたいのは・・・

すべてのフリーランスの方です!
またこのパターン(笑)

フリーランスの場合は、
最大月額68,000円まで積立が可能

他の職業と比べてとても優遇されています。

これは裏を返せば、
「退職金」や「厚生年金」の支給がない分
自分で将来に備えておきなさいね。

というメッセージでもあると思います。

少額でもいいので毎月継続していれば
基本的には元本割れする可能性は低いため
まずは少額から加入してコツコツ継続を!

収入が上がってきたらそれにあわせて
掛金を増やしたり他の運用とも組み合わせて
安定してお仕事を続けられる基盤を作りましょう♪

 

 

 

 

 

 

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