毎週土曜日はおススメ本の紹介。
年間150冊以上読んでいるわたなべの忘備録&読んで学びになった本をご紹介するこの企画。
今日はみなさんお悩みでよく聞くお金のブロックについて
とっておきの本をご紹介します。
お仕事スタイル研究家のわたなべかおりです。
自分らしく働きたい女性のための
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前回こちらの記事では、お金のブロックの外し方について書きました。
今回も起業し始めの方や、単価をなかなか上げられないフリーランスの方
ほとんど皆さん通る道。
手段と目的を間違えてしまうと起こる悲劇・・・について書いていきます。
君と会えたから・・・ | 喜多川 泰 |本 | 通販 | Amazon
私が普段口を酸っぱくしてお話している
目的と手段の話について
私たちは、夢 を思い描こうとすると、
どうしても職業を考えてしまう。
しかし職業は手段であって、目的ではない。
その手段を使ってどうなりたいのか??
そこを見落としがちな時って多いんだと思う。
この本に書かれていた事
「ある少年が子どもの頃からの夢だったプロ野球選手になれたとしても、
その人が野球選手になることによって手に入れようとしたものか満たされるわけではないわ」大事なのは、プロの選手になることそのものよりも、その後の選手生活だ。
すべてにおいて成功しているのはプロ野球選手の中でもほんの一握りの人たちだけ。しかも相当活躍している時期だけで、
翌年ちょっとでも成績が下がるとすぐに状況は変わる。プロ野球選手になるのが夢たった少年が、実際にそれになれたとしても、
夢が実現したとは言えないのだ。「確かに、なっただけでは、もともとの目的は、何一つ達成されていないね」
「でしょ。それより、職業はプロ野球選手でなくても、
野球選手になることによって人が手に入れようとするものすべてを手にしている人は、
世の中にたくさんいるわ。その人たちはプロ野球選手という職業には就くことはできなかったけれども、
自分の夢をすべて実現できたと満足しているに違いないと思わない?」
「そうか! つまり、職業を夢だとは考えないほうがいいってことなんだ!
そうか、そうだったんだ!」
「そうね。ある職業に就くということは、
自分の夢を実現するための一つの手段を手に入れるということでしかないと思うわ」
文章で読むと、そうだよねーって
辺り前のように感じる方もいるかもしれないけど、
この落とし穴に陥っている人はとーーーーっても多い。
例えば、起業をしたい方の多くは、
起業じゃなくでもその理想って実現できるよね。ってパターンも
けっこうよくある。
私自身も、デザイナーという職業になりたくてたまらなかった一人。
実現できたけど、すぐに産後の職場復帰に失敗して
その職業を諦める事になってしまったタイプ。
ずっとそれが心残りだったんだけど、
私が、デザイナーとして実現したかったことは、
自分のデザインしたものでその人の人生に関わる事
なので、よく考えたら、
私がプロデュースしたり企画したりしたイベントや講座などで
その方の人生に何かしらのキッカケが生まれたり、
心に残るような思い出になっていたら、
私のデザイナーとして目指していたものが叶えられているのである。
しかも、それを服で表現しなくていいので、
もっと自由度は高まっているのかもしれない。
なにかになれなくて悔しいって感じている人、
何かを諦めてしまった経験がある人は
是非、思い出してみてほしい。
その時、何を成し遂げたくて
その手段を選ぼうとしたかを??
そして、今何かを目指している方は、
それが、今目指している手段以外では実現可能なのか?
他の手段があるのかどうか?
ぜひ考えてみてほしい。
調べてみたら、もっと簡単に夢が叶う方法もあるかもしれないし、
もうすでに夢を叶えているのかもしれない。
そう考えると、
自分のやりたい事を叶えていくのって、
もっともっと身近で、簡単なことなのかもしれない。
だから、今日も私は問いかける
・なぜ?あなたはそれをする必要があるのか??
・なぜあなたがやらないといけないのか??
意地悪に聞こえるかもしれない質問だけど、
これって選択肢を広げて、
見えている視点を変えるために大事な質問だと思うから…
◆出来るオトナに近づく習慣 No369
手段を目的にすると理想は叶えられないかもしれない。
あなたがなぜそれを目指そうと思ったのか?
得られた先にある景色をもっと見ていこう