昔、3年くらいカンブリア宮殿を昔は毎週見ていたんですが、
その時に見たピザ―ラやミシュラン掲載のレストラン ジュエルロブション、クアアイナの社長の回のお話の過去記事を見たのでそのお話です。
社長の淺野さんは地獄も見てきたといえるくらい
チャレンジと失敗を繰り返した方で、なんと11回目の事業で成功。
レンタルビデオ屋として開業したものの価格競争に追われて
利益があまり見込めなくて
他の事業にどんどんチャレンジしていったのが始まり。
その中でラーメン屋さんの不動産業をしたときに
安定的な収入に目覚めて世界中のビジネスを探し回ったり、
そんな中で映画、「E.T」のピザのデリバリーシーンに着想を得て
日本ではまだなじみのなかったピザのデリバリーを始めて
アメリカの大手ピザチェーンにはない和風の味付けやマヨネーズを使った味付けを
提供し、今は日本になくてはならないピザチェーン店になっている。
10回で終わってたらただの敗北者で終わるけど、
11回チャレンジしたからピザーラが出来た。
失敗を仮説にかえていったら辿り着いた。と、
何としても社長になりたかった。
ジーンと来ました。
そして
支えてこられた奥様の一言がすごかった。
“人の10倍頑張ったら、10倍返ってくるでしょう。1日1日でなく365日通して考えてきた。”
めっちゃシンプル。
失敗は成功の素とはよく聞くけど
誰だって失敗したくない。
だから、みんな慎重にもなるし、占いにも行ったりして未来を知ろうとする。
しかし、失敗しないと
本当の改善策は出てこないかもしれない。
失敗した方がなんとなくうまくいってしまったものよりも
学ぶべきことが多いかもしれない。
現に私たちは
ふわーーーーっと
うまくいってしまった人よりも
努力して改善改良してきたものの方が応援したくなるし、
私は何か学んだりするときには
ちょっと失敗したりした人のところで学ぶようにしていたりする。
なぜなら、前者はどう頑張っても失敗した人の気持ちが分からなかったり、
本人の強みや天才性で再現出来ているものなので
その強みの種が自分になかったら自分では再現できないと思ってしまうからである。
売れる営業マンが売り方を全員教えられるかといったらそうではない。
なんでこれがうまくいかないの??って思っちゃうことの方が
多いかもしれない。
もちろん失敗しなくても教え方がうまい方もいるけれど
その人に出会う確率ってすごーーく低い気がする。
そんな感じで失敗してうまくいった事の価値は計り知れない。
フォーシーズに限らず
どん底から這い上がった事業家ほど強いものはいない。
這い上がり方を知っている人は
何度だって這い上がれる。
100回失敗するのは耐えられないけど
10回は頑張ってみてもいいんじゃないか。
コロナ禍で事業の先行きが怪しくなっているところ、
事業がうまくいかなくなってしまったところなど
私が思う以上にあるんだと思う。
補助金頼みの事業も想像以上に多いんだと思う。
しかし、
諦めないでチャレンジする事でピザーラのような
大きなビジネスチャンスをつかむことが出来るかもしれない。
◆出来るオトナに近づく習慣No165
失敗するから改善案が見えてきて
いいものが出来上がる。
成功するまであきらめなければ
成功するしかなくなる。