「察してちゃんを卒業」自分の気持ちをうまく伝えて夫や家族を動かすSTEPとは?


お仕事スタイル研究家のわたなべかおりです。
自分らしく働きたい女性のための
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今日は、前回母の日に書いたかわいそうな自分を作り出さないための
自分の意見を伝える方法について書いていきます。

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「察してちゃん」を卒業!かわいそうな自分を作り出さないたった一つの方法とは??

前回こちらの記事に書いた、かわいそうな自分を作り出さない為のたった一つの方法を
どうやって実践していくか?について今日は語ります。

目次

かわいそうな自分を作らないたった一つの方法とは??

家族が家事を手伝ってくれない…
気づけば、部屋が散らかったままになっている。
気づけば、家事のほとんどが自分の仕事になっている。

などなど思い当たる節がある方へ。

もちろん、家事が好きだし、
他の人に任せるのが嫌だから自分でやっている!という
価値観をおもちの方なら、全く問題ないのです。

しかし、ずっと続けていて、ストレスになるような事ならば、
ちゃんと伝えて、役割分担をするなり、
他の手段を検討するなり、
なにかを変える必要があります。

誰かが、我慢して続けるのは、いい仕組みとは言えません。

そんな状況を変える唯一の方法は、

欲しいもの・して欲しい事をちゃんと言う!事

これのおかげで、
我が家の場合は、私の家事時間がぐーーーーーんと減りました。

ここまで来るのには苦労もありました。
言い争いもありました。
ぶっちゃけ、3年くらいかかりました。

という事で、
参考になるかわかりませんが、
私が、自分の要望を伝えられるようになった軌跡?について
書いていきます。

 

自分の要望を上手に伝えられるようになるには?

上手に、という部分では、私はまだまだなんですが、
自分の要望を我慢する事が極端に少なくなってきて、
自由に生きているって思える時間が増えてきたように思います。
そんな私が取り組んできた事を書いていきます

STEP1 自分の想いに気付く

自分が何を望んでいて、そんなにイラっとしちゃうのか?

私の場合、イライラに現れるからイライラに注目していますが、
人によっては、虚無感になったり、自分が大事にされていない感になります。

その背景にあるのは、「自分の事をわかって欲しい」という願い。
自分の価値観ではこうあるべきだ!って思っているはず。

その自分の感覚と、他の人の感覚に差があるため、
イラっとしたり、悲しくなったり、大事にされていないと感じるわけです。

それをまず、自分で認識して言語化していく必要があります。

例えば、
なんで部屋を散らかすの??の場合、

あたりまえだけど、
・部屋が綺麗な方がいい!っていう価値観があります。
他にも私の場合は、
・だらしがないお母さんて思われたくない!とか
・部屋が汚いと仕事もうまくいかない!とか、
・母親が片付けをするのは古い考えだ!とか
・片付けができない子に育てたのは母親のせいだ!とか
いろんな価値観が詰め込まれていました。

これは、わかるーっていう共通のモノもあれば、
私は⚪︎⚪︎って思うとか、人によって違っていてあたりまえ。

何かの出来事や周りの大人の価値観や知識によって
植えつけられているモノなので、
その考えには、良いとか悪い とかいうのもありません。

STEP2 思い込みに気付く

STEP1で出てきた考え方や価値観の中で、

世間一般で共通認識とされている事と、
自分が何かの経験や周りの大人から教わった事や知識からくる思い込みとを
分けます。
さっきの例で言うと、

・部屋が綺麗な方がいい!っていうのは世間一般論にあたります。
・部屋が汚いと仕事もうまくいかない!
とかは、よく言われる事だから世間一般論にはいると思います。

一方、
・母親が片付けをするのは古い考えだ!とか
・片付けができない子に育てたのは母親のせいだ!とか
・だらしがないお母さんて思われたくない!とか
これらは、私の周りの環境だったり、私の好みだったりで、作られている思い込みにあたります。

これらを分けて考える事によって、
自分では⚪︎⚪︎って思うんだけど、って自分の 考えと他人の考えを区別して考える癖がつきます。

STEP3して欲しい事を考える

気持ちをわかってもらう事が最重要な人もいるかもしれませんが、
その状況を引き起こしている事態?を変えなければ、
問題は解決しません。

私の場合だったら、
部屋の片付けに家族が協力的でない事が問題だったので、
・服を脱ぎっぱなしにしない。とか
・床にゴミを落としても気にしない(←悲惨だよね)とか
その辺りに気付くのが私しかいない事が、大問題だったわけです。

なので、要望としては、その辺りの具体的な対策を考えてもらう必要があります。

STEP4 自分の気持ち+具体策を伝える

ここでのポイントは、
相手の行動を避難したりするのではなく、
あくまで自分の気持ちを伝える事に徹する事!

先ほどの例だと、
自分は部屋が汚いのは、
ダメな母親だと思われる気がしている。とか
・母親が片付けをするのは古い考えだ!とか
・片付けができない子に育てたのは母親のせいだ!とか思っている。

だから、部屋を綺麗に保ちたいけど、
自分だけで片付けをしていくのは、ベストな方法ではないと思う。

だから、あなたも手伝って欲しい。
+具体策 脱いだ服をそのままにして欲しくない。とか
床にゴミが落ちているのに気付いたら、自分のモノでなくても捨てて欲しい、などなど

気持ちだけでなく、
具体的に行動して欲しい事まで伝える事がとっても大事。

 

STEP5続ける

ここが一番の難関かもしれません。
一回でわかってもらえたら喜ばしい事ですが、
人は簡単には変わってくれないもの・・・
習慣になるまでは、根気よく伝え続ける必要があります。

伝えても変わらない場合は、仕組みや方法を変える見直す事も大事になってきます。

大きな物事であればあるほど、
仕組みや方法の最適化をして気合いに頼らないシステムを構築する必要が出てきます。

これが普段からできれば、
「察してちゃん」からは卒業できるはず。

 

 

 

自分の意見を言えるようになると得られる事

ストレスがぐーーーんと減る

前回のおさらいにもなりますが、
自分の要望を言わないで察して欲しいと願うのは「察してちゃん」

「察してちゃん」は自分の事をわかって欲しいと切に願っているのに、
それを言葉にしないせいで、余計なイライラを作ってしまっています。

ちょうどいい案ができてくる

自分の気持ちを伝えて何かを変えようとすると、
譲歩したり、新しい方法について話し合ったりします。
それをする事で、コミュニケーションにおいてベストな
第三の案を見つける事につながります。

相手の気持ちもわかるようになる

前回の記事で、「察してちゃん」の特徴として

大きな課題として、自分の課題と人の課題を混同している事も考えられます。

いわゆる「境界線が曖昧」というやつ。
境界線が曖昧な人は、
自分は自分、他人は他人という考え方ができていない事が挙げられます。

もう少し詳しく言うと、
自分がこう考えているんだから他人もこう考えているだろうと思い込んでいるという事。

人はそれぞれ、何かを考える時には、背景や前提が違います。
一つの単語をとっても、よっぽどわかりやすい単語以外は、
意味合いは人によって違ってくるもの。

例えば、渋谷 と聞いて、
「人がいっぱいでうるさそうな場所だな」と考える人もいるし、
「ITの会社が集まるところだよね」って思う人もいるし
「昔、ここで待ち合わせしたなー」って思い出す人もいるし、
「テレビの中の世界だよね」って思う人もいる

それぞれ、住んでいる場所も、育った環境も、育ててくれた大人も、
関わってくれた人も全部ちがうんだから、
意味合いが違うのは当たり前。

そんな感じで、
「察してちゃん」は相手の背景について聞く機会が得られないため、
いつまで経っても相手の背景をおもんばかる事ができません。

しかし、自分の意見を伝えられるようになる事で、
どうやったらこの人に伝わるか?考えるようになることで
自分の意見と同様に相手の意見も尊重できるようになるはず…

まとめ

今回は、「察してちゃん」の抜け出し方について
実際に私が挑んだ内容を元に書いていきました。

一つ一つ実践していくのは大事に思えるかもしれませんが、
これが当たり前になれば、家庭の中の課題解決だけでなく、
仕事上の円滑な運営や仕組み化にも役立つし、

自分の考えに常日頃から気付く癖ができるので、
自分の事をもっと理解できるようになります。

そんなこんなで、あなたの中の「察してちゃん」を解放して
ストレスフリーな生き方を手に入れてみませんか?

 

◆出来るオトナに近づく習慣

自分の気持ちをうまく伝えるためには、
思い込みに気付き、気持ちと具体策を伝える事、
それを伝え続ける事が大事

 

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