あの日、私は…
10年前の今日
東日本大震災があった日
私は東京に住んでいた。
出来たばかりの墨田総合体育館で
はじめてのママフェス開催が終わり、
片付けをしていたあの時…
地震が起こった。
500人以上の方が来てくれていた企画。
もう少し時間が早くてみんながいる時間だったら、
もっと大惨事になっていたと思う。
出来て半年の建物の壁に
ピシッと
ヒビが入るのを
見ながら揺れていた。
座る事も出来ないくらい揺れていた
あれで、東京は震度4.5くらい。
東北はホントに地獄だったと思う。
すぐ近くが公園で
みんなで一斉に避難した。
一緒に避難した人も
人が多すぎてはぐれてしまったり、
少し落ち着いたから荷物取りに戻ったり、
駐車場から出られなくなったら？？という恐怖で
車を移動させにいったら
仲間とはぐれてしまった。
待っても見つからないので
子供を迎えに行き、
子供が無事に引き渡された時に
やっと生きた心地がした。
夜には
主人も10駅くらい歩いて帰ってきたり
当時住んでいた10階のエレベーターも
もちろん数日止まり
不便に、なっていたけど
テレビで流れる東北の悲惨な光景に
自分達の愚痴は言えないと思った。
毎日毎日、何回も震度2.3程度の軽い揺れ
次第に揺れているのか、
大丈夫なのか分からない時もあった。
そんな世の中の流れだったからか、
PTSDになる人も多かったと思う。
東京から関西に引っ越す友人も
何人もいた。
働きたくても働けない人も
たーくさんいた。
しかし、私たちはなんとか復興出来た。
(福島の一部はまだかもしれないから
不謹慎かもしれないけど)
生きている事に感謝出来た。
家族がいてくれる事に感謝出来た。
あの震災を無事に乗り越えた私たちは
何でも出来る
日常に戻るのにどれくらい大変だったか、
忘れてしまうくらい
大変だったと思うけど
残された私たちは
もっともっとやれる事がある！
いつも3.11にはそんな風に思いだす。
3.11の復興時と
今のコロナと
ちょっと近い状態なのかもしれない。
健康上にも
経済的にも
色んな被害に遭っている人が多い。
私自身も、
企画していたものは全て0になり、
イベント業は1年間全く出来なかった。
私の場合はお陰様で
健康上の被害はない。
一人一人の力は
小さいかもしれないけど
出来ることに感謝して、
日々幸せを広げられるように
生きていく。
生かされている命をどう使うか？
3.11以降、ずっと試されているのかもしれない。
◆出来るオトナに近づく習慣No108
生かされた命、
出来ること、与えられたことに感謝して
今出来ること、今与えられているものを最大限活かす事。
残された私たちに出来ることを
最大限やることが
一番の復興支援かもしれない。
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