本日は、
フリーランスや起業をし始めた方のお悩みを解消していくために
・お金や会計のこと、
・仕事効率を上げるための裏技
・知っていると便利なこと
などなど紹介していく企画!
聞きたい事やリクエストもお待ちしてます💛
お仕事スタイル研究家のわたなべかおりです。
自分らしく働きたい女性のための
時間管理・目標設定・ブランディング集客のサポート中
自分で働く時間や場所を決めやすいフリーランス。
子育てとバランスを取りながら働けるということで
小さい子を育てながら起業するママも増えてきました。
でも自由に決められる範囲が大きい分責任もともなうもの。
トラブルが起きた時にも自分の力で解決しなくてはいけません。
今日は、トラブルに巻き込まれないようにするために
・フリーランスのよくある契約トラブル
・トラブルへの対処法
・トラブルを事前に防ぐ方法
をお伝えしていきます♪
<フリーランスのよくあるトラブル>
全国の20歳~59歳の男女でフリーランスとして
働く人1,000名へのアンケート調査によると
過去1年間で何らかのトラブルを経験した人は
39.7%という結果に。
実に4割の人がトラブルに遭遇していると聞くと
思ったより多い気がします。
では、実際にどんなトラブルが
おこっているのでしょうか?
トラブル経験者に具体的な内容を聞いてみたところ
複数回答で以下の結果に。
・報酬の支払いの遅延(29.5%)
・一方的な仕事内容の変更(29.5%)
・不当に低い報酬額の決定(26.4%)
・一方的な継続案件の打ち切り(25.7%)
・報酬の不払い・過少払い(23.4%)
・納期や技術的になど無理な注文(22.4%)
・作業開始前の一方的な仕事の取消し(20.9%)
・一方的な報酬額の引き下げ(20.2%)
報酬をめぐるトラブルに遭遇している人が多く
無茶な納期や一方的な取り消しなども目立ちます。
特にコロナが流行して以降は、
イベントの中止などによる発注後のキャンセルが
まったく補償されず働き損になる人も・・・。
報酬を払ってもらえないだけではなく、
中には「納期が遅れた」「完成度が低い」などの理由で
逆にお金を請求されるケースもあるようです。
<トラブルへの対処法>
こうしたトラブルにはどのように対応を
しているのでしょうしょうか。
同じくアンケートで調査した結果によると、
・発注者と直接交渉(40.1%)
・何もしなかった・できなかった(31.2%)
・交渉せず自ら取引を中止(18.1%)
・フリーランス仲間に相談(17.1%)
となり、
取引先と自分で直接交渉をして
解決しようとする人が多い一方で、
「何もできなかった」と答える人も3割を超えます。
トラブルが解決したかどうかについては、
・すべて解決している(43.3%)
・一部解決している(38.0%)
・全く解決していない(18.6%)
という回答結果となり、
半数以上の人は未解決のトラブルを
抱えている様子がうかがえます。
多くのフリーランスが、
トラブルに巻き込まれた際に交渉できず
泣き寝入り状態になっているようですね。。
自分1人の力で解決するのは難しいため
トラブルに巻き込まれそうになったら
早めに弁護士に相談する癖をつけましょう!
「弁護士会」や「法テラス」などは
どこの地域にもある弁護士団体ですし、
弁護士事務所が無料相談を受け付けていたり
自治体が無料相談を開催している場合もあります。
依頼にはたくさんお金がかかるし・・・
そこまで大事にするほどのことなのかな?
と悩むよりも前に、
身近で無料相談をしている機関・団体をネットで検索し
一度気軽な気持ちで相談に行ってみるのをオススメします。
解決の糸口やヒントが見つかるかも知れませんよ♪
<トラブルを事前に防ぐ方法>
いざとなったら専門家の力も借りながら
自分で対処するしかないとはいえ、
相当な労力を要しますよね。。
トラブルがなるべく起きないように
するにはどうしたらいいのでしょうか?
一番は、契約書として条件をしっかり形にすること。
本来、契約は紙におこさなくても
口約束だけで成立します。
では、なぜ契約書という形を取るほうがいいのか?
それには以下の2つの理由があります。
・契約条件をはっきり決めるため
・証拠を残すため
口頭だけで契約条件を決めてしまった場合、
「いつまでに」「何を」「どのくらい」といった
取引先に引き渡す納品物に対する条件や
「報酬の金額」「支払期限」「解除方法」などの
報酬や取引に関する決めごとについては
細かな条件があいまいになりがちです。
また、決めたつもりでも
お互いの認識がズレていることもありますよね。
そうした不確定な要素や認識のズレが
あとあとトラブルにならないように、
契約書という形で明確に証拠として残すことが大切です。
急ぎの案件の場合などでどうしても事前に
契約書を準備できない場合もあるかも知れませんが、
メールやLINEでも構いませんので後から確認できる
形で契約の条件については証拠を残しておきましょう。
自由な反面自分で身を守る必要もあるフリーランス。
事前の準備をしっかりして
気持ちよくお仕事できるようにしましょう♪