毎週土曜日はおススメ本の紹介。
年間150冊以上読んでいるわたなべの忘備録&
読んで学びになった本をご紹介するこの企画
お仕事スタイル研究家のわたなべかおりです。
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今日はこちら「個人事業主のための節税のしくみがわかる本」
「個人事業主のための節税のしくみがわかる本」高橋智則著(同文館出版)
自宅で個人で仕事をしている場合、いろいろなものが経費になりますが、
具体的にどこまでが経費になるのか、そのためにはどうすればいいのかという事が書かれています。
「個人事業主のための節税のしくみがわかる本」がおススメの人
税金に関することは起業・副業・フリーランスの業種に関わらず、共通の必須タスクです。
なので、業種、収入金額に関わらず、どんな方でも一度は読んでいて損はありません。
ある程度の収入になってこればこれらの業務を外注することもできるかもしれませんが、
最終的な責任を負うのは自分自身ですが、どんなものがどんな経費になるのか理解しておくことで
様々な可能性が広がると思います◎
「節税するなら青色申告が必須」
2章3「節税するなら青色申告が必須」
確定申告には青色申告と白色申告があり、
青色申告では所得から最大65万円(青色申告特別控除)を控除することができます。
一方、白色申告ではこの特別控除はありませんので、
税率10%と仮定すると税額が6万5千円も違ってくることになります。
会社員の方でも一定以上の収入がある場合は青色申告の方がよかったりすることもあります。
青色申告には会計帳簿が必要になりますので、
白色申告より青色申告の方が確定申告に手間がかかりますが、
税額の違いを見れば費用対効果は高くなります。
「自宅の家賃や光熱費を経費にする方法」
3章8「自宅の家賃や光熱費を経費にする方法」
自宅の一部を仕事場として使用している場合、自宅家賃や固定資産税、
光熱費、通信費を経費として扱うことができます。
自宅全体と仕事場として使用している部屋の面積比(全体100m2に対して仕事部屋が20m2なら1/5)や、
使用時間などで按分計算する方法も紹介されています。
これは、私も今までよくわからなくてやっていなかった施策なので、
今回改めて学べてよかった内容の一つです。
「個人事業主のための消費税の節税法」
5章「個人事業主のための消費税の節税法」
年間の売上高が1000万円を超えると消費税の納税が必要になります。
フリーランスで軌道に乗れば、月あたりの売上が80万円を超えてくることもあると思いますので、
予備知識として頭の片隅に置いておく必要があります。
また消費税課税事業者となった場合にも、
その計算方法には「原則課税」と「簡易課税」がありますので、
どちらが有利になるかということを考える必要もあります。
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7. 質問4 最後に書いていただいたものを一言で要約してください。(タイトルでも可) 例:〇〇に学ぶ!働き方の悩みを乗り切るために行なった3つの方法
副業やフリーランスで働く上で、手元に残るお金を最大にする方法
まとめ
今回は「個人事業主のための節税のしくみがわかる本」を紹介しました。
どんな業種で独立しようとしているにしても、税金のことは避けて通れません。
正しく、決して損をすることがないよう、
あらかじめ節税の知識をおおまかに入れておく必要があります。
細かい手続きや条件については、その都度調べればいいのです。
重要なのは「このような制度がある」ということを頭に入れておき、
必要な時に情報を調べにいくことができる状態にしておく事◎
この本は、そのような個人事業主に係る税金に関することが
広く浅くわかりやすく網羅されていますので、
一読した上で自身に特に関係ある部分を掘り下げていくことができます。
参考になれば幸いです◎